Infinite Aspirations

ロンドンビジネススクールでのMBA留学を経て外資系企業でコツコツ働いている名もないビジネスパーソンのブログ
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「現場」におけるブランド体験の重要性
 わが家では比較的よく通販を利用する。

だいたいいつもヤマト運輸か佐川急便が荷物を届けてくれる。

佐川急便はいつも必要最低限のやり取り(荷物の受け取りと押印)のみ。

一方、ヤマト運輸はいつもプラスアルファの一言がある。

例えば5月の初旬に、足の甲を骨折した私を見て、いつものお兄さんが

「荷物ちょっと重たいので、部屋の中まで持って行きましょうか?」

という心配りをしてくれた。

そして今日、同じお兄さんがギプスがとれた私を見て

「足完治ですか?よかったですね!」

と笑顔で声をかけてくれた。

宅配便は、荷物を正確に届けて当たり前という生活者の期待に応えなくてはいけない上に、差別化がきわめて難しい業種。

サービス業において、企業のブランド価値向上に最も大きな影響を与えるのは「現場でのブランド体験」だと改めて実感した。

一方で、生活者と接点のある全ての社員がその重要性を理解し、行動するのはとても難易度の高いテーマでもある。
| H.Eguchi | マーケティング | 19:55 | comments(1) | trackbacks(0) |
ドミノピザの「クイズショー」

今日も終日雨だったので、ランチはピザのデリバリーを利用(足を骨折しているので傘がさせない...)。


自宅周辺にはピザハット、ピザーラ、ピザ・ダーノ、ピザ・ボーイなどピザのチェーン店がひしめいている。


私は最近はもっぱらドミノピザを利用している。


ドミノピザはWebで注文したときのコンテンツがとても充実しているため、待ち時間をとても楽しく過ごすことができる。


今展開されているキャンペーンは、ネットで注文した人限定の「クイズショー」。

ドミノピザ


注文完了後、クイズショー(動画)が始まり、そこに注文者が参加する。


クイズの難易度によってGETできるクーポンの「お得度」が変わる。


今日私が選択したのは「ノーマル」レベルの問題。


制限時間はピザが出来上がるまでの約20分間。

(ドミノピザでネット注文するとピザが配達されるまでの過程を動画で見られる)



【出題された問題】

3、6、9、#

2、5、8、()

さあ()に入る数字は何でしょう?



答え分かるかな?


ちょっと悩んだけど、無事正解することができた。


また挑戦したくなってしまうコンテンツ。


私もWebコミュニケーション関連の仕事をしているので、ドミノピザの顧客を惹き付ける仕掛けに感心してしまう。

| H.Eguchi | マーケティング | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
九州新幹線全然開通CM(180秒)

ちょっと長いけど、じっくり見て欲しい。

恐らく震災前に収録されたものだと思うが、見ると「元気」が湧いてくる。

このような元気が出るCMが日本中にあふれるといいのにな。

| H.Eguchi | マーケティング | 23:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
「にゃっとう」
ここ数日、ようやく近所のスーパーでもお米やレトルト商品などが棚に戻って来た。

しかし、なぜか納豆の品薄状態が続いている。

あったとしても値段が高いプレミアムな納豆。

たかが納豆でプレミアムな価格を出したいとは思わない。

と、考える消費者が多いからそうした商品が棚に残っているのだろう。


日曜日の今日は午前中に納豆を求めてスーパーへ行って来た。

そして納豆売り場へ行ってみると、その前にいる買い物客の多くがなぜか照れ笑いっぽい表情をしている。

さらに幼稚園くらいの子どもを連れた母親が「にゃっとう買おうか」と言ったり、若い夫婦が「にゃっとうにしよう」と言ったり、「ねこ言葉」を話している。

なんでだろう??」と思ったが、陳列されている見慣れないパッケージの商品を見てその訳が分かった。

下の写真の商品が数個並んでいたのだ。
にゃっとう


30歳代後半の私としては、これを手に取るまでにわずかながら躊躇をしてしまったものの、「納豆を食べたい」という気持ちの方が照れを上回り、残り数個のうちの一つを手にした。


それにしても「にゃっとう」というネーミングに素晴らしいセンスを感じる。

東北地方太平洋沖地震発生以来、計画停電や原発事故の影響で関東地方でも人々の生活は「自粛モード」でなかなか心がすっきりしない。

そんな中で「にゃっとう」は、人々に「明るさ」を与える商品だと思う。

ちなみに「にゃっとう」は、丸美屋が「納豆を食する原点『ご飯にかける』をコンセプトに開発。パッケージは、かつお風味タレ=ねこまんま・・・というイメージで、熊本デザイン専門学校の学生の作品を採用」(=丸美屋のHPより抜粋)した商品らしい。

公式サイトまであるので驚きだ。


ネーミングの「力」と「重要性」について、改めて考えさせられた今日の買い物であった。

| H.Eguchi | マーケティング | 18:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
PRAY FOR JAPAN
 YouTubeで発見。

最後がミソ。

見飽きたAC広告の代わりに放送してもいいような気がする。

| H.Eguchi | ひとりごと | 18:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
サウンドサイネージ
 2月9日の日本経済新聞で次のような記事が掲載されていた。

ヤマハは8日、厚さ1.5ミリほどの超薄型スピーカーを使った「音の出るポスター」の実証実験を東京都内で始めた。

アサヒ飲料と連携し、飲料の広告ポスターをJR新宿駅など3駅に掲示。ポスターからCMソングを流して宣伝する。

ヤマハは新たな広告媒体「サウンドサイネージ」として年内の実用化を目指す。2枚の電極に振動膜をはさんだ超薄型の「TLFスピーカー」を布で覆ってポスターにした。ポスター正面にしか音は聞こえず、前を通ると、CMソングが聞こえる仕組み。

新宿駅構内には縦190センチ、横720センチの大型ポスターなど7枚を掲示。通行客らはポスターを眺めたり立ち止まったりしていた。東京メトロ銀座駅、西武鉄道池袋駅にも設置。新宿、銀座駅は13日、池袋駅は17日まで実証実験を続ける。

ヤマハによると、TLFスピーカーは店頭販促物や展示会での需要も見込めるという。


私も新宿駅の大型ポスターの前で立ち止まった通行客の一人。

記事にある通りポスターの正目にしか音が聞こえないが、聞こえる音は正に「高音質」。

マーケティングに興味のある方なら間違いなく立ち止まってしまうと思う。

そして一般の人もこのように音がするポスターには自然と目がいくのではないだろうか。

個人的にはなかなか行けてる媒体だと思う。

サウンドサイネージ1

サウンドサイネージ2


| H.Eguchi | マーケティング | 23:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
真のリーダー
ルイス・ウルスア氏

チリ北部サンホセ鉱山の地下に閉じ込められた作業員33人全員が約70日振りに無事帰還したというニュースに世界が注目した。

報道の通り、リーダー格のルイス・ウルスアさんのリーダーシップが無ければ恐らくこの奇跡の救出劇、特に作業員全員の生存が確認されるまでの17日間のサバイバルは成功しなかっただろう。

地形測量士のウルスアさんは鉱山勤務こそ30年以上あるベテランだが、事故当日の時点ではサンホセ鉱山で働き始めてまだ2ヶ月だった。

落盤事故直後ウルスアさんは仲間を一カ所に集めて、落盤の状況を調べるために作業員3人を坑道内の探索に行かせた。そして冷静に、自分たちが閉じ込められたと判断すると食料の配給制を断行。わずかな食料をやりくりするため、1日の食事はスプーン2杯のツナ缶、コップ半分の牛乳、少量の桃の缶詰やビスケットと決めた。しかし、発見されるまでの時間が長引くなか、食事の間隔を48時間に1回に引き延ばし、地上から物資が届けられるようになるまでの間、なんとか食いつないだ。

さらにウルスアさんは兵役中の経験から規律を保ちながら救援を待たなければならないと決断。

ただ、全員を自分が束ねてコントロールする事は難しいと現実的な判断もし、33人を三つのグループに分けて、それぞれの班長を任命した。1日24時間も3分割し、「仕事班」「睡眠班」「休憩班」に分けて交代で過ごすことにした。特に仕事班には忙しく働くことを要求した。この手法にはNASA(米航空宇宙局)の専門家も絶賛したらしい。

同時に、地底での意思決定は1人1票の原則に基づいて民主的に行われていた。これは極限状態を克服するために必要な、メンバーの団結を一層強める効果があったと言われている。

ウルスアさんは部下が全員救出されるまで、自らが救出用カプセルに乗るのを拒んだ。この事からもウルスアさんが「部下の利益」を優先してリーダーシップを発揮していたことが伺える。そしてその事を部下が肌で感じていなければ、地下700mの極限状態で約70日もの間規律が保たれ続けることも無かったのではないだろうか。

そして救出されたウルスアさんは開口一番「ちょっと長いシフトだったね」と述べた。

知識・経験・勇気(この三つがそろうことで適正な判断力、統率力などが生まれる)、そしてユーモアを併せ持ったウルスアさんのリーダーシップは「見事」の一言に尽きる。
| H.Eguchi | 戦略 | 17:23 | comments(1) | trackbacks(0) |
注文した商品が取り寄せ不可の場合の対応@楽天市場
楽天市場ロゴ

楽天市場の異なる二つの店舗での買い物で、たまたまそれぞれにおいて注文した商品がメーカーからも取り寄せできないというケースに遭遇した。
 
一つの店舗では次のようなメールが届いた。

○○○○様


大変お待たせして、申し訳ございません。

メーカーから在庫確認の返答がございまして、商品が、完売終了ということでした。

誠に申し訳ございません。


恐れ入りますが一旦キャンセル、もしくは他にご希望の商品がございましたら、ご変更も承ります。


大変お手数ですが

[お店のメールアドレス]までご返信いただけますでしょうか。


誠に申し訳ございません。

よろしくお願いいたします。


 
他方の店舗からは次のようなメールが届いた。

○○○○様


この度は、ご注文頂き誠に有難うございます。


誠に申し訳ございませんが、こちらの商品は現在メーカー側でも欠品をしております。

次回の入荷目処も未定となっております為、現状ですとご用意させて頂くのが難しい状況です。


その為、今回のご注文につきましては、自動的にキャンセル扱いとさせて頂きますのでご了承下さい。



前者はキャンセルまたは代替商品の注文についての選択肢を顧客に提示している。
言い換えれば将来に渡って関係を維持しようという姿勢が全面に出ている。
一方、後者は簡単に言うと「商品が取り寄せできないのでキャンセルするよ、以上」という内容。

表面的には両者とも丁寧な文面ではあるものの、選択肢を顧客に提示する前者と、一方的にキャンセルを通告する後者とでは、顧客の店舗に対する印象は180度異なる。

「顧客第一」を経営理念に掲げる企業は無数にあるが、それを実践できている会社はほんの一部なんだろうなと改めて感じた体験である。
| H.Eguchi | マーケティング | 23:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
白くまを利用した広告
白くま

高さ2.5m以上ある白くま。

前後にマンションの広告が貼ってある。

道行く人々の多くが振り返ってはいるものの、恐らく大半の人が「大きなくま」自体に注目してしまい、広告の部分には視線がいっていないと思われる。

マンションの広告は、やっぱりそれなりの情報量を盛り込める折り込みチラシを活用した方がいいと思う。

くまの中には人が入っているのだが、今日の東京地方の最高気温は29度。

時給いくらのバイトなんだろう...。

| H.Eguchi | マーケティング | 19:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
株式会社ゴールドウインの「自転車通勤」社内制度化
Goldwin

スポーツウェアメーカで有名なゴールドウィンが、「顧客視点の浸透」と「社員の健康、エコ通勤による環境意識の向上」を目指して、スポーツ業界初の「自転車通勤」を社内制度化したことが、同社のホームページで紹介されていた。

「スポーツのある豊かな暮らしを築き上げること」を理念とする同社は、、「GOLDWIN」「SCOTT」の2ブランドで、自転車および自転車関連商品を販売しており、以前から社内には自転車通勤を求める声が数多く寄せられていたとのこと。

そこで、社員に対して「みずから自転車に乗ることで自転車を楽しむお客様の視点に立つとともに、より生き生きと健康的な生活を送ってほしいという考えとともに、自転車でのエコ通勤を通じて、環境意識を高めてもらいたい」との思いから、自転車通勤の制度化をスポーツ業界として初めてスタートさせるに至ったらしい。

制度の対象者は、本社ビルを起点として走行距離半径2km以上20km以内に居住している社員で、希望者が申請書を提出することで自転車通勤を許可するとのこと。対象者には、ヘルメット、グローブの着用や任意保険(賠償責任20,000千円以上)への加入などが義務付けられる。
さらに、自転車通勤者には、雨の日の通勤に対応するために通勤距離に応じた通勤手当も支給される。

最近のエコブームを受け、とてもエコな移動手段である自転車への関心が高まっていることから、安全な自転車通勤を提案し、同社のブランドイメージに向上にも繋げる狙いがあると思われる。

うちの会社もこんな制度があればいいのになあ...。
| H.Eguchi | マーケティング | 22:31 | comments(0) | - |
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